※この記事は2025年9月15日時点の情報です。留学制度などの最新情報は、各大学・関係機関へご確認ください。
【FPライフ・4C通信 No.8】
「知らなかった…」では済まされない!
その後の結果が大きく変わる!アメリカ留学と相続に共通する“コンサルタントの力”
最近のニュースで「トランプ政権の動きでハーバードの留学生が不安定な立場にある」という話題を目にされた方もいるかもしれません。
ハーバードには約6,800人の留学生がいて、学生全体の4人に1人以上を占めています(Reuters 2025年5月22日報道)。
SEVISの管理システムに制限がかかると、ビザの維持や取得に支障が出る可能性があり、大学側も法的手段を検討しているとのこと。国際交流の要ともいえるアメリカの大学にとって、大きな課題です。
アメリカで活躍するFP 自称「お金のナース」清美さん
そんな折、シカゴからオンラインで、アメリカで活躍するファイナンシャルプランナー清美オニールさん(自称「お金のナース」)の講座を受講しました。
清美さんは元看護師で、今は生命保険・介護保険・年金などを扱いながら、難しい金融の知識をわかりやすくサポートしています。特に留学準備や現地生活に必要なお金の知識を日本人に伝え続けている姿は、本当に心強い存在だと感じました。
留学準備と成功の秘訣 〜教育行政の仕組みと大学選び〜
アメリカの教育行政について
まず驚いたのは、「アメリカ連邦政府が教育行政に直接関わることは無い」という点です。
清美さんによると、アメリカの教育は州政府および地方自治体(郡、市)が担当しており、連邦政府は基本的に関与しません。
その役割は資金の管理に限られていて、U.S. Department of Education(アメリカ教育省)が行うのは、ほぼお金の問題に関することだけ。教育内容そのものには口を出さないのだそうです。日本と比べると、とても分権的で「地域による教育の個性」が強く反映される仕組みになっているのが印象的でした。
留学成功の秘訣とは?
清美さんが一番強調されていたのは、
「留学成功の秘訣は“自分が一番高く評価される大学を選ぶこと!”」
というメッセージです。
近年、特にトランプ政権の影響もあり、留学の手続きには以前にも増して時間がかかっています。そのため、早めに準備を始めることが大きなアドバンテージになるとのこと。
準備の際には、次のようなことを自分に問いかけてみる必要があります。
- 何を学びたいか?
- 将来どんな仕事や活動をしたいか?
- 短期留学か?4年制大学か?大学院か?
- 都会が好きか?田舎が好きか?
- 日本人が多い環境が良いか、少ない環境が良いか?
- 予算はいくらまでか?
これらを整理することはもちろん大切ですが、最終的に重要なのは、
「Power of Knowledge」=「知識は力なり」
“Find the fit that fuels your future.”
あなたの未来を加速させる場所を見つけよう。
自分の志や能力を最も高く評価してくれる大学を選ぶことだそうです。
つまり、大学の「名前」で決めるのではなく、自分が学びたいことを中心に大学を探し、その上で奨学金制度を調べ、時には奨学金の額を大学と交渉する。
びっくりする話ですが、奨学金の額を大学と交渉することが可能なんだそうです。これはアメリカならではの柔軟さですね。
しっかりと自分の意志を伝えることで、評価してくれる大学からより大きなサポートを得られる可能性が広がります。
コンサルタントの重要性
清美さんのお話の中で印象的だったのは「知っているかどうかで結果は大きく変わる」ということ。奨学金一つとっても、大学との交渉余地があるのを知らなければ、チャンスを逃してしまいます。これは日本に住む私たちにも共通していて、大切な決断の場面では“コンサルタントのサポート”が安心と結果を大きく変えるのだと実感しました。
実は、これは「相続」も同じです。相続手続きや遺産分割も、知らなければ損をすることがたくさんありますし、思わぬトラブルにも発展しかねません。そんな時、専門家やコンサルタントの存在が「家族を守る力」になるのです。
「知らなかった」「誰にも相談しなかった」では済まされない問題だからこそ、早めに信頼できる人に相談することが、安心につながるのではないでしょうか。
まとめ
アメリカでの留学も、日本での相続も――。
どちらも「大きなお金」と「人生の転機」が関わるテーマです。だからこそ、自分一人で抱え込むのではなく、知識と経験を持つコンサルタントに頼ることで、安心して次のステップへ進むことができます。
清美さんが“お金のナース”として留学生を支えているように、私もまた“おせっかいFP”として、皆さんのセカンドライフや相続の不安を一緒に解消していければと思います。
