家族でテレビを見ていたとき、子育て中の娘(30代)がこんな質問をしてきました。
「最近、金(きん)がすごく高くなってるって言うけど、金ってどうやって買うの?」
金(ゴールド)に興味がない人や、金投資について学ぶ機会がなかった人にとっては、とても自然な疑問だと思います。
そして、「そんなに価値が上がるなら、私も少し持ってみようかな?」と思うのも、決して不思議なことではありません。
そこで今回は、娘に話すつもりで
- なぜ今、金(ゴールド)が注目されているのか
- 株式やお金と何が違うのか
を分かりやすくお話ししたいと思います。
なぜ今「金(ゴールド)」が注目されているのか

日本ではコロナ後、金価格は少しずつ上昇していましたが、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに「有事の金」という言葉がニュースで頻繁に使われるようになりました。
世界が不安定になると、株式や通貨よりも価値が変わりにくい資産として金(ゴールド)が注目されるからです。
実際の価格データを見てみると、日本金地金流通協会や田中貴金属の金価格データでは、2010年頃は1g約3,000円前後だった金が、最近では28,000円前後になっています。
つまり長い時間で見ると、約9〜10倍になった計算です。
もちろん、金(ゴールド)は毎年ずっと上がり続けるわけではありません。
それでも、世界の不安や金融の変化を乗り越えながら価値を保ってきた歴史があるのです。
「有事の金」と言われる理由
金(ゴールド)は、地球の中にある量が限られています。しかも新しく大量に増えることはありません。それなのに、世界中の人が欲しがります。
そして金(ゴールド)にはもう一つ特徴があります。
- 会社が倒産しても消えない
- 国の通貨が弱くなっても価値が残る
という点です。
株式やお金との違い
株式は会社の業績によって価値が変わります。
- 会社が成長すれば上がる
- 会社が倒産すれば価値はほぼゼロ
つまり株式は、会社頼みの資産です。
一方、お金(円やドル)は国が発行しています。
- 通貨が大量に発行される
- 円安になる
すると価値は変わります。
つまりお金は、国頼みの資産です。
金(ゴールド)は誰にも頼らない資産
よく一言でこう言われます。
- 株式は「会社頼み」
- お金は「国頼み」
- 金(ゴールド)は「誰にも頼らない」
だから世界が不安定になると、金(ゴールド)が注目されるのです。
FPとして感じていること
FPとして多くの方とお話していると、「株式投資はしているけれど、金(ゴールド)は持っていない」という方がとても多いと感じます。
しかし世界では、資産の一部を金(ゴールド)で持つという考え方は決して珍しいものではありません。
もちろん、すべてを金(ゴールド)にする必要はありません。
でも、まったく持っていないことに不安を感じる人も増えている、そんな時代になってきているように思います。
あなたはどう思いますか?
- 株式
- お金
- 金(ゴールド)
それぞれ特徴の違う資産です。
あなたは、どの資産を一番信頼しますか?
次回予告
次回は、「金(きん)ってどうやって買うの?」という娘の質問に答えながら
- 金(ゴールド)の具体的な買い方
- 金(ゴールド)を持つ本当の意味
についてお話しします。
